ちょっと前のプレゼントも短編集でしたが
こちらも短編集。
地球人類の滅亡が8年後に来ると解ったのが
5年前、当初のパニックがパニックに疲れたのか
小康状態になっている仙台が舞台のお話です。
あと3年しか生きられないと解ったら、何をするのか?
普通に生きるしかないのかもしれない。
そんな感じにさせられます。
短編集ですが、登場人物が主役級や脇役級に
関係なく他のお話に登場するので
しばらく時間をおいてから読むのを再開したためか
えっと、この人どこで出てきたっけと思い出しながら
読みました。
2回ぐらい読みたくなるかもです。
マンションの屋上に櫓を組んでるお父さんが
お気に入りです。
終末のフール (集英社文庫) | |
集英社 2009-06-26 売り上げランキング : 403 おすすめ平均 ぬー、微妙 伊坂幸太郎らしくない。 間もなく人類が滅亡するというのは極端だが、誰もがある種の終末を恐れているのでは Amazonで詳しく見る by G-Tools |